4D Chart v13

CT AREA TO FIELD

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4D Chart v13
CT AREA TO FIELD

CT AREA TO FIELD 


 

CT AREA TO FIELD ( area ; scope ; numTable ; numField ; saveOption ) 
引数   説明
area  倍長整数 in 4D Chartエリア
scope  倍長整数 in コマンドのスコープ: -2 = ドキュメント、-1 = すべて、0 = 選択されたオブジェクト、>0 = オブジェクトID
numTable  整数 in テーブル番号
numField  整数 in フィールド番号
saveOption  整数 in エリアの内容を保存する際の方法: 1 = ピクチャのみ、2 = 日付のみ、3 = ピクチャと日付、-1 = 変更なし

説明   

CT AREA TO FIELDコマンドは、引数area の内容をtablefieldで指定されたBLOBまたはピクチャフィールドにコピーします。

CT AREA TO FIELDコマンドは、リレートしているテーブルのフィールドにオブジェクトを格納したいときや、特定のオブジェクトだけを格納したいときに便利です。CT AREA TO FIELDは単にオブジェクトをfieldに割り当てるだけです。tableのレコードは保存する必要があります。

scopeはコピー内容を制御します。

オプション引数のsaveOptionは4D Chartエリア内のドキュメントの保存方法を決定します。

  • saveOptionが1の場合、ピクチャ (PICT) だけが保存されます。この設定をすると、オブジェクトを個別に操作することはできなくなります。
  • saveOptionが2の場合、4D Chartエリアのオブジェクトに関連するデータだけが保存されます。イメージは保存されたデータの情報を使用して後で再構築されます。この保存オプションは最速の方法であり、メモリの使用量が最も少ないものです。選択した保存方法に対するメモリが十分ないときには、別の方法を選択できるダイアログボックスが表示されます。
  • saveOptionが3の場合、イメージの再構築に使用されたピクチャと内部データの両方が保存されます。これはドキュメントを保存する際の通常の方法です。

例題  

以下の例はarea内のオブジェクトを格納するリレートされたレコードを作成します。

  `レコードを作成しオブジェクトを格納する
 CREATE RECORD([Objects])
  `リレート値を割り当てる
 [Objects]Key:=[Charts]Name
  `オブジェクトのIDを取得する
 $Temp:=CT Get ID(Area;-1;3)
  `オブジェクトをレコードにコピーする
 CT AREA TO FIELD(Area;$Temp;3;2;1)
  `レコードを保存する
 SAVE RECORD([Objects])

 
プロパティ 

プロダクト: 4D Chart
テーマ: CTエリア
番号: 14507

 
目次

コマンドリスト (文字順)

 
履歴 

初出: 4D Chart 1

 
参照 

CT FIELD TO AREA